コトダマデイズ

ゲームブログです。

お金の使い方

「何にお金を使うか」

特に今の時代はお金の使い方がとても重要で大きな意味を持っています。お金の力は絶大で、たくさんのお金を使える人が偉く、たくさん使えない人は偉くない、という空気感が漂っています。

ご存知の通りスマホゲームはその風潮がとても強く、多く課金した人が賞賛を浴び、課金できない人は満足に遊ぶことができません。

■ お金を使う=未来への投資

お金を使うということは応援活動でもあります。そのサービスがこれからも続いて欲しいというメッセージです。他にもさまざまなことにお金を使えるにも関わらず、そのサービスに投票します、ということです。

スマホゲームの課金だけの話ではなく、「美味しいものを食べる」「好きな人をデートに誘う」「子どものご褒美を買う」「行きつけの居酒屋で大盤振る舞いする」など、無数にお金の使い道があります。

言わば「未来への投資」です。コミュニケーションコストに掛けるか、健康コストに掛けるか、子孫に託すか、などなど。

スマホゲームの場合、今後もサービスを継続して欲しいという願いが込められていると同時に、他プレイヤーとのコミュニケーションコストや、プレイヤーのステータスコストへの投資、という意味も含まれるでしょう。

■ ガチャキャラは投資に耐え得るか

スマホゲームでのガチャは、プレイヤーステータスへの投資と考えることができます。

例えば1,000円で出たキャラがいるとします。

今後そのキャラが1,000円以上の活躍をすれば良い投資と言えるでしょう。逆に減価償却に耐えられず、想像以上に使用頻度が少なかった場合ダメな投資と言えるでしょう。

そしてこの投資の相場は運営が舵を握っています。

すなわち状態異常やギミック、エンドコンテンツの実装ペースを上げることで資産価値を減らせます。逆にペースを落とすことで資産価値を維持させます。そしてガチャキャラの上方修正をすることで資産価値を上げることもできるのです。

つまり、資産価値を減らしがちな運営の場合、ガチャに投資するリスクが高い(未来では使用価値が見込めない)とユーザーに判断されます。

多くの方が感じているように、現状のコトダマンは資産価値を減らしがちな運営方針になっています。

新ギミックや新状態異常を出し、適正リーダーかつ必須キャラも多数、必須キャラの入手困難度が高い、破滅級実装のペースが早く、デッキ内に必要なキャラも多い。それでいて数ヶ月前のキャラが活躍する場面も少ないです。

つまり「その時の最新のガチャキャラ」「その時の最新の高難易度クエスト」にのみ有効で、次の時にはもう使い物になりません。資産価値を急速に落とすことでガチャへの投資サイクルを早めようとしているわけです。

■ コトダマン断捨離のすすめ

そこでおすすめしたいのがコトダマン断捨離です。

「その降臨本当に今倒さなきゃ駄目ですか?」
「そのガチャ本当に今引く必要ありますか?」
「ログイン時間が多過ぎじゃないですか?」

未来の「最新キャラ」が一番強いわけですから、現在にこだわる必要はありません。「ガチャを引かなければ」という自己暗示から脱却しましょう。

そしてログイン時間の長さは依存度の高さを表します。ログイン時間を減らすことでコトダマンのことを考える時間も減らしましょう。

ガチャを断り、降臨討伐の強迫観念を捨て、コトダマンから離れる。自分に合った距離感でコトダマンと付き合うことが大切です。

■ 誰が悪い?

SEGA時代を知る人たちは今の現状を嘆いているのではないでしょうか。

SEGAのままではサービス停止していたかも知れませんし(当時ほぼ同時期にSEGAの数タイトルが終了している)、現在の売り上げだけ見ればコトダマンは健闘していると思います。

その意味ではXFLAGに感謝しています。

ただ、不満をもらす人が後を絶たず、辞めると宣言する人も見かける機会が増えてきました。

企業なので売り上げを立てなければならないことはみなさん十分理解しているのですが、搾取されていると感じてしまう人が多いのだと思います。

例えば定食屋さんに入って料理を食べる時に「搾取された」とは思わないでしょう。料理や店員さんのサービス、その場所で時間を使うという行為、もろもろに対してお金を払います。同等以上に感じればリピートするでしょう。期待値を大きく下回ったら怒って二度と行きませんよね。

今のコトダマンは「使ったお金や時間に対して同等以上の見返りが無いと感じられる」という状況なのだと思います。

「こんな店二度と来るか!」と去ってしまう人が増えているのでしょう。

この現状への不満を、ツイッター公式アカウントやたいらPにぶつける方がいますが、それは手段が間違っていると思います。

ツイッター公式アカウントは広報ですし、たいらPはプロデューサーなだけでお問い合わせ窓口ではありません。

そして彼らはXFLAG社員な訳ですから、XFLAGという会社の方針から外れたことをできるわけがありません。不満を訴えるとしたら、お問い合わせ・要望窓口へダメな点を指摘するのが良いと思います。

広報もプロデューサーもそれぞれやるべき仕事があります。攻撃して仕事の邪魔をするのはやめましょう。

意見は窓口へ。多くの意見が集まれば企業体制が変わるかも知れません。

■ まとめ

今回はお金の使い方から現状のコトダマンの問題点を考えてみましたが、みなさんはどのように感じられたでしょうか。

現状を立て直しもっともっとおもしろくなる可能性を秘めているスマホゲームだと信じています。

コトダマンを辞めてしまう前に付き合い方を見直すと共に、お問い合わせ窓口にご意見を伝えてみてはいかがでしょうか。