ついにコトダマンがSEGAからXFLAGにパブリッシャー変更しました。
[以下引用]
ゲーム業界には販売、宣伝を行う「パブリッシャー」とソフトの開発を行う「デベロッパー」がある。双方を兼ねている会社もある。
パブリッシャーは販売、宣伝が主業務の為、メディアに登場する比率としてはパブリッシャーの人の方が多い。
[引用終わり]
参照パブリッシャーとは (パブリッシャーとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
引用箇所にあるように、パブリッシャーとは販売と宣伝を行うのが仕事みたいです。開発はそのままコトダマンチームが引き継いでいくということに変わりはないでしょう。
願わくば開発チームも強化されて目立ったバグが一掃されれば良いと思うのですが、それはもう少し時間を置いて観察していきたいです。
■ 悪手?好手?
今回の記事を書く動機は「XFLAGに変わったのって悪手だったの?好手だったの?」という事について改めて考えたかったからです。
電撃移籍が発表され、当初から悪い印象を持つ方が多かったと思います。実際に移籍し数日経ってみて、個人的にどう考えているか発表することで、筆者自身の考えを整理してみたいと思います。
■ 判断力を失う
ツイッターを斜め読みした感じですが、そもそもXFLAGに良い印象を持つ方が少ない傾向にありました。おそらくモンスターストライクの運営方法に不満を持っているのでしょう。
どんなに好きな料理でも大嫌いな人の家で食べたらまずく感じるに決まってます。料理の味や出来栄えは二の次で、まず大嫌いな人の家に上がるという行為自体がすべてを台無しにしている、ということです。
こう感じる方に料理の正当な評価を下すことはできません。何から何まで大嫌いな人のせいにします。
「好きな人の家で食べた時はすごくおいしかった」「お皿もかわいかった」「お母さんも素敵な方だった」という具合に料理の正当な比較評価ができないわけです。
コトダマンに関して、「表記変更が気に入らない」「ホーム画面のデザインが気に入らない」「ガチャが渋くなった」という意見を目にしました。個人的には何も感じなかったですし、全体的なデザインについては見やすくなって良かったと思いました。ガチャについても「SEGA時代だって爆死連発したからな!!」という強い憤りを覚えます(笑)
何が言いたいかと言うと、XFLAGへの悪い印象に引っ張られているので、移籍後のコトダマンに対して悪い印象を抱きやすいのではないか、ということです。
■ プロモーションへの期待感
先ごろ2019年1月にスタートしたSEGAのスマホゲーム『リボルバーズエイト』のサービス終了が発表されました。2019年4月スタートの『ワンダーグラビティ』は同年8月にサービスを終了しています。
SEGAは一部ゲームを残し、他はサービス終了かパブリッシャー変更の決断を下しているということです。コトダマンがサービス終了しなくて本当に良かったと思います。XFLAGが手を挙げてくれなければサービス終了していたのではないかと想像しています。SEGAで続けていくためには売り上げを大幅に上げろと言われていた可能性もあります。
コトダマンは他のスマホゲームでは考えられないほど虹のコトダマ(ガチャ石)を配布します。当然相対的に見てガチャキャラが多くのユーザーに当選することになります。その結果売り上げが低迷してしまう。
筆者自身コトダマンのやり方が好きですし応援しています。ですが売り上げが伸びないやり方であるのも事実です。ユーザーが増えなければ収益が見込めないやり方です。
逆に、太客(金払いの良い客)を数名抱え込み、それで収益を確保する方法もあるでしょう。コトダマンはその方法を選びませんでした。
そこでXFLAGの出番です。
モンストをやってないのにクロちゃんのCMを知っている人も多いでしょう。少し前だと「見猿言わ猿聞か猿」をモチーフにしたCMを覚えている方もいると思います。
XFLAGのプロモーション力、伝播力、巻き込み力には大いに期待できます。
■ 結論:今まで通り楽しく遊ぼう
パブリッシャー変更というSEGA好きにとって残念な展開になったのは理解できます。移籍後に何か嫌な気分になるのもわかります。「ガチャ渋くなった」と言われて「そうなのかも」と印象付けられてしまうのもわかります。
ですが、今後本当に国民的ゲームになった時に「昔やってたわー、もうやってないけど」と疎外感を味わうのと、「めっちゃおもしろいでしょ?一緒にやろうぜ!」とベテラン感を醸し出すのと、どちらが良いでしょうか。
筆者は断然後者です!こんなおもしろいゲームをSEGA時代からやってたんだよ!みんなもやろうぜ!って感じです。
そのために必要なことはすごく単純で、ものすごく効果的です。
それは「楽しく遊ぶこと」です!
おもしろそうなところに人は集まってきます。逆に、プロモーションを大々的に打ってもユーザーが不満ばかりだと人は離れていきます。
まとめます。
- 楽しく遊ぼう
- 正当な不満をぶつけよう
以上です。
太客商法を選択しなかったコトダマンは、ユーザーを大量に獲得しなければ生き残れません。
そのために、悪い印象に引っ張られたり思い込みから来る不満ではなく、みんなが遊びやすくなるための改善点を挙げて行くのはとても重要なことです。
いっぱい遊んでダメなことはダメと言う。もちろん褒めるところはしっかり褒めましょう。
みんなで作っていくコトダマン。みんなの手でおもしろく遊びやすいゲームにしていきましょう。
将棋では「悪手か好手か」は、指した時点では判別できません。負けたら悪手、勝ったら好手です。
XFLAG移籍が悪手か好手か。しっかり見届けようではありませんか!