コトダマデイズ

ゲームブログです。

コトダマンに期待する「目標設定」と「報酬の見直し」

「闇キボウ問題」(前回記事参照。闇キボウ問題の解決策 - コトダマデイズ。適正キャラが揃ってないとクエストに勝てない問題)、そして新たに増設された夢幻の塔26階から30階を受け、コトダマンを去る方がいるみたいです。

 

アプリゲームだけではなくどの業界でも、古くからいる金払いの良い客を排他し、新規客が大勢入りやすいような施策を打つことがあります。

いくら金払いが良くても、口うるさい古参がのさばっていては先が見えません。

それよりも新規客が大勢入って来る方が大事なのです。

 

コトダマンはこの古参と新規のバランスの取り方がうまく行っていないように見受けられます。

重課金古参ユーザーが新規ファンの邪魔をしているわけでも無い現状で、古参ユーザーがこれまで積み上げてきたものがまったく通用しないクエストを用意しました。

これ以上ユーザー離れが起きないようにするために何が必要でしょうか。

 

ポイントは2つです。

「目標設定」と「報酬」です。

 

■ 運営協力者は何をすればいいのか

 

コトダマンはユーザーを「運営協力者」と設定することで爆発的なスタートを切りました。立て続けに行われたコラボ企画もこの勢いが後押ししたと見て間違いないでしょう。

自分もコトダマン運営の1人だと感じられることで愛着がわきます。

報酬も無いのに宣伝したくなったりアンケートに投票したくなったりするのは、コトダマンの運営だと思い込めることでコトダマンを好きになって行くからです。

 

ですが最近はファンが期待しているものとコトダマンが提供するサービスとでギャップがあるようです。

ここで「目標設定」の共有が重要になってくると思います。

他のゲーム運営とファンの関係であれば今後の展開を秘密にするのは当然です。ですがコトダマンは運営協力者という新しい関係を作りました。ですがそうしたことで「運営協力者なのに運営から必要とされてない」というマイナス面が発生してしまったようです。

そのマイナス面を払拭するために「目標設定」の共有が重要です。

ファンミーティングを実施したり、今後の展望や対策キャラ実装の提示をし、運営と運営協力者とで「次はこういうことが目標だ」というのが共有されるのが望ましいです。

コトダマンを離れた方達が欲しかったのは「納得」だったと思うのです。

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今後の展望が示されることで現状のクエスト実装に納得できていれば離れることは無かったのではないでしょうか。

 

■ 功労者にご褒美を

ユーザー離れを抑止するポイント二つ目は「報酬」です。

これはわかりやすいですね。

努力に見合った報酬があれば続けられます。

報酬を提示することで新規ユーザーの動機付けにもなります。

 

報酬はゲーム内とゲーム外で用意すると良いと思います。

ゲーム内報酬は主に条件達成で獲得できるものを見直したり、追加で設定したりです。

具体的には満福達成数の報酬、ことば解放数の報酬を見直すことです。いつまでも進化素材しかもらえないとか、いくつことばを解放してもキャラ経験値アイテムばかり、というのを見直せば古参ユーザーもやる気を失いにくいでしょう。

報酬の追加は「実績」などで行うのが良いかと思います。

「敗北回数」「ことば不成立回数」「星5降臨のトータル福数1000達成」など、やり込みが報酬につながるものが良いかと思います。「フル超過10体目」とかも良いですね。

 

ゲーム外の報酬は、例えばバグ報告や新たな楽しみ方(シモダマンとか!)を提示した人に対する報酬です。

運営秘密会議のネット配信に参加できたり、純粋に公式アカウントからお礼を言われるだけでも報酬になると思います。

どのレベルの報酬にするか、報告と確認のシステムをどうするか(報告専用サイト構築、専用ハッシュタグ作成)などいろいろ準備が必要ですが、比較的安価で時間も掛けずにスタートできるはずです。

以上のように、報酬の見直しと追加がファン離れ抑止に重要かと思います。

 

■ まとめ

まとめます。

 

・ユーザー離れを止めるには「目標設定」と「報酬の見直し」が大事

・ファンミーティングで展望を共有

・超高難易度クエストの対策キャラを降臨でも出すなど希望を持たせる

・ゲーム内報酬をグレードアップさせる

・新たなゲーム内報酬「実績」の実装

・バグ報告や新たな楽しみ方を発見した方へのゲーム外報酬

 

以上です。

コトダマンはまだ1年しか経っておらず、今後どこまでもおもしろくなる要素があるゲームです。

ほかの有名なアプリゲームを見れば、配信開始時と比べて大きく様変わりしていることがわかるでしょう。アップデートができるというのはとても魅力的なことです。その運営協力ができるコトダマンはすごいしワクワクします。

そのためにも、コトダマン運営チームにはぜひ多くのコトダマンファンが楽しめるものを作り続けていただきたいと思います。