コトダマデイズ

ゲームブログです。

アンケート結果のまとめと考察、今後の希望について

2019年1月13日(日曜)から3日間、ツイッター上で『共闘ことばRPG コトダマン』についてアンケートを募集しました。

ご参加いただいたみなさん、リツイートしていただいたみなさん、ご協力誠にありがとうございます。

 

ツイッターの性質上4つの選択肢しか設定できず、選びたい選択肢が無い方もいらっしゃったと思います。

選択肢は独断と偏見で、要素が強いと思われるもの3つとその他1つの計4つにさせていただきました。

そのためアンケートとしての精度が落ちていることをご了承ください。

 

■  コトダマンって何ゲー?  ■

『共闘ことばRPG』ということですが、実際にプレイしているとRPGらしさが感じられなかったり、様々なジャンルを強く感じられることがあると思います。

コトダマンは新しいゲームであることは間違いないのですが、みなさんが感じているジャンルを抽出したいと思いました。

抽出されたジャンルそれぞれの魅力、足りない部分などを考えることで、強化すべき点や追加要素など、みなさんがコトダマンに望むものが浮かび上がってくるのではないかと思います。

 

今回のアンケートでは「パズル、RPG、カードゲーム、その他」の3ジャンルとその他でご意見を募りました。

 

[アンケート結果がこちらです]

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とてもおもしろい結果になりました。

「コトダマンって何ゲーだと思いますか?一番体感に近いものをお選びください。」という質問に対し「パズル」を選ぶ方が圧倒的に多いことがわかりました。

当初から指摘されているように、『ことばのパズル もじぴったん』的なコンボの発生条件のため、パズルゲーム感を抱きやすいのかもしれません。

選択肢の一番上にある為選びやすいという点を差し引いたとしても、この得票差は有意であると考えられます。

つまりプレイヤーはコトダマンをパズル感覚で楽しんでいるパズル好きが多いのではないか、という推測ができます。

それと同時に、RPG好き、カードゲーム好きを意識したゲームデザインにすることで、まだまだファンを獲得できるのではないか、と予想できます。

下記で詳しく触れますが、タイトルに「RPG」と入っているのに「RPG」が一番低い結果となりました。それはストーリーの薄さが原因のようです。そのためストーリーを強化することでRPG感を期待したプレイヤーの満足度を高めることができそうです。

 

以下、各項目を細分化したアンケートを参考に、コトダマンに追加できる要素を考えてみたいと思います。

 

【パズルジャンル】

《パズルの「戦略性」が1位》

最初のアンケートで「パズル」を選んだ方へ続けて「コトダマンのパズル感を強めるためにさらに必要だと思うものはなんですか?」というアンケートを行いました。選択肢は「爽快感、戦略性、達成感、その他」です。

 

[アンケート結果はこちらです]

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「戦略性」が足りないと感じている方が多いようです。よく指摘されているように、強キャラ(言霊祭キャラ)を置くだけで勝ててしまい戦略性が無いと感じている方も多そうです。

他にも、降臨の難易度の上昇と共に登場したギミックにより、コンボの「爽快感」が失われていることもアンケートに影響していると思われます。

 

アンケート結果はそのまま現状の不満点と受け取ることができそうです。

「戦略性」と「爽快感」が強化されればファンが増えそうです。

低レアキャラも含めるデッキ編成が求められたり、文字の配置を熟考するような「戦略性」。10コンボ以上発生させたり降臨を短いターンで撃破する「爽快感」。これらを改善することで、パズル感を求めているプレイヤーの満足度が高まると予想できます。

 

RPGジャンル】

《ストーリーの強化が早急に必要か》

最初のアンケートで「RPG」を選んだ方へ続けて「コトダマンのRPG感を強めるためにさらに必要だと思うものはなんですか?」というアンケートを行いました。選択肢は「ストーリーの強化、プレイヤーの成長パラメーター、武器防具の装備、その他」です。

 

[アンケート結果はこちらです]

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「共闘ことばRPG」を冠してますが「RPG」を選ぶ方が極めて少なかったですが、その原因がこちらの結果からわかりました。

「ストーリーの強化」が多くの票を得ました。ストーリーばかりになるとテンポが損なわれますが、例えば大陸上級の魔将軍に初めて挑む時にストーリーが挟まれたり、魔級初撃破後にキボウと若神子の会話が挟まれたりするだけでも「RPG感」が強まると思います。

各ぼうけんでも、5ステージクリアごとに賢者のエピソードが見られたり、ステージ30では司祭と賢者のやりとりが見られるなどすれば、「RPG感」が強まります。

「プレイヤーの成長パラメーター」もとても有効だと思います。

段やたいりょくの他に、獲得満福数、ことば解放数など、一つの画面で全てが表示されるステータス画面が欲しいです。

もし今後称号の授与が実装されるとしたら、ステータス画面に称号を飾ったりできるのも良いかも知れません。

「魔級ハンター」とか「ことばコレクター」の称号を飾ったステータス画面をスクリーンショットしてツイッターに投稿して楽しむプレイヤーが増えることでしょう。

『共闘ことばRPG コトダマン』のRPG感強化は必須かと思われます。

 

【カードゲームジャンル】

《大型アップデートの希望》

最初のアンケートで「カードゲーム」を選んだ方へ続けて「コトダマンのカードゲーム感を強めるためにさらに必要だと思うものはなんですか?」というアンケートを行いました。選択肢は「マナコスト、大逆転要素、トラップ系魔法系カード、その他」です。

 

[アンケート結果はこちらです]

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「カードゲーム」という言葉からイメージされるものが多岐にわたるので「その他」の比率が高まってしまいました。

対戦型デジタルカードゲームを意識したアンケートになっていまい、そこが投票者との齟齬になってしまったようです。

申し訳ありません。

 

その中で「大逆転要素」「トラップ系魔法系カード」が高い得票となりました。

現状の「大逆転要素」と言えば「HPが◯%以下の時ATKが◉%アップ」というものです。

さらに追加するとしたら、例えば「盤面に毒付与コトダマンを4体配置するとATK100%アップ」のような、状態異常が逆転につながる設定はいかがでしょうか。

そのためには最初から毒に掛かったコトダマンなども必要になるかも知れませんが、「毒毒デッキ」みたいな新たな運用も増え、戦略が広がります。

 

「トラップ系魔法系カード」も対戦型デジタルカードゲームに欠かせない要素です。

コトダマンで考えると、例えばカウンターなどがわかりやすいかと思います。「受けたダメージの◯%を反射」などです。

魔法カードは、例えばコトダマンを配置した瞬間に追加効果が発動されるというのはどうでしょうか。「回数バリアを1剥がす」とか「文字数バリアを1文字分少なくする」とか。

このような追加能力をコトノモリ神社のおまもりとして付与できるようになれば、攻略の可能性が一気に広がります。

 

「マナコスト」は対戦型デジタルカードゲームの場合、場に出すために必要なコストのことで、1ターン目に超強力なカードを登場させないためのバランス役です。

コトダマンに適用するとテンポが失われる恐れがあり「爽快感」が得られません。

そこで、マナコストの代わりにコンボポイントを作るというのはどうでしょうか。ポイントを貯めることですごわざが発動できる強力キャラです。

例えば、「計40コンボポイントを貯めると次のターン超強力なすごわざが発動できる」というような。

序盤は10コンボ以上をいっぱい作ってポイントを貯め、5ターン目に大逆転を狙う構成のデッキです。

 

このように、対戦型デジタルカードゲームの要素を取り入れることで、コトダマンはまだまだおもしろくなる可能性を秘めています。

ゲームバランスを取るのが至難の業であることは間違いありません。ですが、カードゲーム好きをコトダマンファンにする伸び代は十二分にあると考えられます。

 

■  まとめ  ■

これらをまとめると以下のようになります。

 

『共闘ことばRPG コトダマン』は「パズル感」が極めて強く「RPG感」が著しく低い。

パズル好きをより満足させるためには「爽快感」を高めることが重要。

「戦略性」も高めることで知的欲求が満たされる。

また、ストーリーを充実させることで「RPG感」が強まる。

ステータス画面でプレイヤーのステータスが見られたり、成長具合が確認できると良い。

また、新たに「大逆転要素」の追加や、「トラップ系魔法系」のキャラやおまもりを実装することで戦略の幅が広がる。

 

いかがでしょうか。

ものすごくおもしろくなる気がしませんか?

コトダマンは配信開始からまだ1年も経っていないゲームです。国民的ゲームへの道はまだ始まったばかりです。みんなで楽しく共闘できればと思います( ´ ▽ ` )ノ

 

■  最後に  ■

改めまして、アンケートにご協力いただいき本当にありがとうございます。

最初に申し上げました通り、今回のアンケートはツイッターの性質上、精度を高めることができません。

それに加え、選択肢の配置や言葉の選び方、質問の仕方などまだまだ至らない部分が多かったかと思います。申し訳ありませんでした。

ですが、みなさまからのコメントや投票によって、現在コトダマンから損なわれてしまった部分や、逆にみなさまがコトダマンのどの部分に魅力を感じているか。さらに今後コトダマンが展開できる伸び代も考察することができました。

本当にありがとうございます。

『共闘ことばRPG コトダマン』の益々の発展と、より多くの人達に愛されることを願って本記事を締めさせていただきます。

 

執筆:ティリル

ご協力者:コトダマン運営協力者兼救世主のみなさま